20171214

ひこちゅうのもち。 



もちは
もちやじゃないよ

丸餅。ゆでる。

これがひこちゅうのお雑煮の基本。
我が家では、
鰹昆布だしで鳥、透明薄醤油の琥珀スープ。
具はかまぼことほうれん草でシンプル。
ほぼ、東京の雑煮に似ている。
しかし餅は、

丸餅。ゆでる。

こちら(東京)で年末になると、
どんな雑煮にを食べていたのか?
が呑み屋での恒例の話題になる。

当然、丸餅。ゆでる。
は蚊帳の外。
気持ち悪いらしい。

伸し餅を切って焼くのがあたりまえの関東。
餅はパリッと香ばしくなくてはいけないのだとよ!
だから、一度でいいから「茹で丸雑煮」
たべてみればいいのに。
とも思うが、
慣れない関東人が茹でると
グズグズになるのでしょうね。

とにかく、12月30日朝は餅つきだ。
これは祖母ヤスさんが亡くなった時
以外は欠かしたことない恒例行事だ。・・・・・・・とにかく、ほぼ全員。
つきたて餅の雑煮。狙いだ。
つきたてを食べたら最後、
虜になること間違いない。

なので我が家の餅が最高。
過去に遡ると、記憶では
本家のある植松で親戚一同で
餅つきをしたものだ。

いくら仲が悪くても、
一年に一度力を合わせる時なのだ、
土で出来た竈は家と家の間に鎮座、
モクモクと薪がたかれ、煙突から煙を立てる。
前日から仕込んでいた何升もの餅米が、
茹でられ蒸気を上げられ、
餅米の蒸されたいい香り。
一年に唯一、一度の竈晴れ舞台だ。

臼(うす)は木製ではなく、
こちらでは本場宜しく「御影石」。
チューギン(中国銀行)の壁のあれです。
お湯で暖めると冷めずらいので機能的だ。
それに固いし。

一番大事なのは餅米の上がり具合。
祖母ヤッさんが亡くなってからは、
かなりいい加減だ。

なので柔らかかったり、
固かったり、

「今年の餅米は出来が悪いのかも」が口癖で、
一向に他人事だ。

そして、頃合宜しく、
暖めた臼に餅米を開け、
杵で丁寧にこねる。こねる。
杵を腰の辺り固定して、
円形の臼を回るようにしてこねる。こねる。
もう一つのポイントがここ。
ほぼこの作業で餅は出来上がっている。
ここが一番の要。力もいるところ。

そして、手に水をつけて、ひっくり返し専門の
「杵取り(きなどり)」登場。
この役目はなぜか年長の女性。
我が祖母ヤッさんもかなり長年その役をこなしていました。
なので跡継ぎがなかなか育ちませんでした。
ヤクルト古田の去った後のようです。

とにかくこなれた4-5臼目に、
そろそろいきますか!で、
準備しておいた雑煮のカシワの脂が浮いた
琥珀のスープにつきたて投入。

食べたかったら、
12時30日8時〜9時頃に
札場・岡南自転車置き場にて。
タイミング悪く食べられなかったら、
ごめんなさい。

以上本年度2009年ひこちゅう終了です。

今年は1000本ノック達成年。
とくに奥谷のんさん姉妹には
「ひこちゅう大賞」をあげたいと思います。
おめでとう。

それに
江東区さん、CHAPPYさんもありがとう。
そして常連の皆さん。
まだみぬそこのあなた。
今年もありがとうございました。
では来年。また。

それではようよと
彦崎にかえるぞ〜。
オリオン座みるぞ〜。


写真は昨年の餅つきセッティング。現在はなんともコンパクトなんでしょう! 
0033
2009-12-25 16:46 

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そういえばのんさんが餅つきに来てくれましたね。
一家でそれものんねえさん一家も。
奥谷に実家があるわけだけど、世代も違うので
面識がないものだ。と。
田舎の村なのに近所ととの付き合いが
ほとんどない我が家。思い知らされました。
もっと近所と仲良くしておけばよかった!
2017/1214/18:01
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